吉村公三郎『安城家の舞踏会』新藤兼人脚本、キネ旬１位…戦後の変革、旧華族安城家の没落…財を失い抵当に入った豪邸、最後の舞踏会…現実見えぬ当主滝沢修に長女、やさぐれた長男森雅之、一人現実を見据える次女原節子の気品と美貌…新興成金と捨てられぬプライドに絡む愛憎…辛辣な人間ドラマの傑作

松竹新喜劇『流れ星ひとつ』57年ぶりとて初見。八十吉の口跡が徐々に寛美にそっくりになるに感銘。17勘三郎も2松緑も六代目の真似と言われた。『火山灰地』も梅野泰靖が滝沢修の模倣に見えそれが美点。その位の愚かな信仰が必要。模倣は創造の唯一の母と。独自だの個性はその後から付いてくる。

｢白い巨塔｣BSP再見｡映画時代の役者を観る喜び｡田宮二郎×田村高廣(野心vs純粋)をはじめ､
後援者/滝沢修×石山健二郎(権力vsカネ)
実力者/加藤嘉×小沢栄太郎(清廉vs腹黒)
弁護士/鈴木瑞穂×清水将夫(正義vs強欲)
美女/藤村志保×小川真由美(清楚vs妖艶)
骨太の橋本脚本に力強い山薩演出｡これが映画だ!

滝沢修《1906~2000》
俳優
新劇の巨人
#劇団民藝
#炎の人
#セールスマンの死
#似顔絵
#イラスト レーション
#イラスト
#illustration
#似顔絵 好きな人と繋がりたい
#宇野重吉
#滝沢修

白い巨塔（昭和41年）ofuna-cinema.com/shiroikyotou/
TVで何度もドラマ化されていますけど、財前五郎役はやっぱり映画版の田宮二郎が一番ですね。俳優座の東野英治郎・小沢栄太郎、劇団民藝の滝沢修・加藤嘉といった演劇人たちの存在感が凄くて、結審場面で顔だけ演技を横なめするショットは圧巻でした。

#同年・同世代の俳優が親子を演じた映画
1947年公開　｢安城家の舞踏会｣
1906年生まれ　滝沢修さん
1911年生まれ 　森雅之さん

『戦争と人間 第一部 運命の序曲』録画してから8年越しに。今観ると時代がかった部分もあるとは思うが昭和初期大陸の事変あれこれの映像化は貴重だし。映画としてはテンポよく長尺も飽きない。滝沢修、芦田伸介、三国連太郎の悪の魅力に良心勢力も押されがち。高橋幸治今何してんのかなぁ。

#映画を題材にした作品
新藤兼人の【愛妻物語】｡ことに､滝沢修が演じる 日本映画界の大巨匠､'沢口監督”が印象深いです｡
＃宇野重吉　＃乙羽信子

#青銅の基督 1955
キリシタン弾圧が激化する幕末長崎での殉教者列伝。踏み絵ならぬ青銅の踏みキリスト像を作成した鋳物師岡田英次と信者香川京子の悲劇の恋路。 #渋谷実 の重厚な演出により、転向した神父・滝沢修を「幕府の犬」と罵る遊女 #山田五十鈴 の鬼女ぶりに拍車がかかる。この五十鈴はスゴい。

滝沢英輔｢六人の暗殺者｣(1955年)
坂本龍馬を暗殺した首謀者に復讐を誓う土佐藩士の話。
｢龍馬暗殺は新撰組が疑われたが、実は京都見廻組が犯人｣という通説に対して新説を示しているのは面白い。時代劇って自由すぎる❗️😅
坂本＝滝沢修、近藤勇＝山形勲、西郷＝石山健二郎等の配役が楽しい☺️

喜劇レヴュー以外で演劇人芸名の遊戯感覚は、アングラの一部で復活？一度見たら忘られぬ、状況劇場や天井桟敷のポスターチラシの連名。奇態な見世物性強き芸名の中に突然「滝沢修」と同姓同名の本名入るオカシさ。早稲田小劇場、黒テントに、芸名の突飛さ、遊戯性ないのは、「演劇観」の違いを感じる。

「新釈 四谷怪談」傑作、いや大傑作かも。お岩とお袖の姉妹を一人二役で演じる、優雅でたおやかな田中絹代。野心と良心の狭間でゆれる伊右衛門に扮する上原謙。悪徳と強欲の権化、直助を憎々しく力演した滝沢修。そしてこの名優たちを、丹念な長回しで演出した木下恵介のすごさってば。

「噂の娘」(35)。床屋店内から移動で窓越しに向いの酒屋が紹介、その家族の物語に。映像で語る成瀬の流麗なカメラワーク。「桜の園」がベース。家族が一同に揃い問題が一気に氷解すると見せて、全てを突き崩すラスト！　酒屋の行く末を賭け事の対象にする床屋の主人と客は共に29歳の三島雅夫と滝沢修。

映画「安城家の舞踏会」（松竹, 1947年）を観た！

昭和22年（1947年）の日本国憲法施行による華族制度廃止を前に、没落した華族が華麗なる舞踏会を開くというストーリー。
安城家当主の忠彦（滝沢修）とその次女の敦子（原節子）の組合せが、何ともいえないほど絵になっている。

#アクアマン 失われた王国 2023＠TOHOシネマズ梅田
元旦から『エターナル・ドーター』に連れ出した息子のアクション映画観たいぽい顔に父親は全力で悔悛。兄弟愛父子愛に満ちた脳筋活劇で息子の想いを汲んだ日曜、近頃DC映画は滝沢修が登場するのかと思ったらドルフラン・グレンでびっくり。
#何の話よ